変えられたものとして生きるために
「ですから、兄弟たち、私は神のあわれみによって、あなたがたに勧めます。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。2この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。」(ローマ12:1~2 新改訳)
1. 賜物を用いて互いに
「私は、自分に与えられた恵みによって、あなたがた一人ひとりに言います。思うべき限度を超えて思い上がってはいけません。むしろ、神が各自に分け与えてくださった信仰の量りに応じて、慎み深く考えなさい。4一つのからだには多くの器官があり、しかも、すべての器官が同じ働きをしてはいないように、5大勢いる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、一人ひとりは互いに器官なのです。6私たちは、与えられた恵みにしたがって、異なる賜物を持っているので、それが預言であれば、その信仰に応じて預言し、7奉仕であれば奉仕し、教える人であれば教え、8勧めをする人であれば勧め、分け与える人は惜しまずに分け与え、指導する人は熱心に指導し、慈善を行う人は喜んでそれを行いなさい。」(ローマ12:3~8 新改訳)
2. 互いに暮らす
「愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善から離れないようにしなさい。10兄弟愛をもって互いに愛し合い、互いに相手をすぐれた者として尊敬し合いなさい。11勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。12望みを抱いて喜び、苦難に耐え、ひたすら祈りなさい。13聖徒たちの必要をともに満たし、努めて人をもてなしなさい。14あなたがたを迫害する者たちを祝福しなさい。祝福すべきであって、呪ってはいけません。15喜んでいる者たちとともに喜び、泣いている者たちとともに泣きなさい。16互いに一つ心になり、思い上がることなく、むしろ身分の低い人たちと交わりなさい。自分を知恵のある者と考えてはいけません。17だれに対しても悪に悪を返さず、すべての人が良いと思うことを行うように心がけなさい。」(ローマ12:9~17 新改訳)
3. 善を行うことで悪に
「自分に関することについては、できる限り、すべての人と平和を保ちなさい。19愛する者たち、自分で復讐してはいけません。神の怒りにゆだねなさい。こう書かれているからです。『復讐はわたしのもの。わたしが報復する。』主はそう言われます。20次のようにも書かれています。「もしあなたの敵が飢えているなら食べさせ、渇いているなら飲ませよ。なぜなら、こうしてあなたは彼の頭上に燃える炭火を積むことになるからだ。」21悪に負けてはいけません。むしろ、善をもって悪に打ち勝ちなさい。」(ローマ12:18~21 新改訳)