私の足がつまずきそうになったとき
「私は切に主を待ち望んだ。主は私に耳を傾け、助けを求める叫びを聞いてくださった。
2滅びの穴から、泥沼から、主は私を引き上げてくださった。私の足を巌に立たせ、私の歩みを確かにされた。3主は、この口に授けてくださった。新しい歌を、私たちの神への賛美を。多くの者は見て、恐れ、主に信頼するだろう。」(詩篇40:1~3 新改訳)
1. だけがすべてではない
「まことに神は、いつくしみ深い。イスラエルに、心の清らかな人たちに。2けれども、この私は、足がつまずきそうで、私の歩みは滑りかけた。3それは、私が悪しき者が栄えるのを見て、誇り高ぶる者をねたんだからだ。4実に、彼らの死には、苦痛がなく、彼らのからだは、肥えている。5人が苦労するときに、彼らはそうではなく、ほかの人のように、打たれることもない。6それゆえ、高慢が彼らの首飾りとなり、暴虐の衣が彼らをおおっている。7彼らの目は、脂肪でふくらみ、心の思い描くものがあふれ出る。8彼らは嘲り、悪意をもって語り、高い所から虐げを言う。9彼らは口を天に据え、その舌は地を行き巡る。10それゆえ、この民はここに帰り、豊かな水は彼らに汲み尽くされる。11そして、彼らは言う。『どうして神が知るだろうか。いと高き方に知識があるだろうか。』12見よ、これが悪しき者。彼らはいつまでも安らかで、富を増している。」(詩篇73:1~12 新改訳)
2. あなたのを守ろう
「ただ空しく、私は自分の心を清め、手を洗って、自分を汚れなしとした。14私は、休みなく打たれ、朝ごとに、懲らしめを受けた。15もしも私が、『このままを語ろう』と言っていたなら、きっと私は、あなたの子らの世代を裏切っていたことだろう。16私は、このことを理解しようとしたが、それは、私の目には苦役であった。17ついに私は、神の聖所に入って、彼らの最期を悟った。18まことに、あなたは彼らを滑りやすい所に置き、彼らを滅びに突き落とされます。19ああ、彼らは瞬く間に滅ぼされ、突然の恐怖で滅ぼし尽くされます。20目覚めの夢のように、主よ、あなたが目を覚ますとき、彼らの姿を蔑まれます。21私の心が苦みに満ち、私の内なる思いが突き刺されたとき、22私は愚かで考えもなく、あなたの前で獣のようでした。」(詩篇73:13~22 新改訳)
3. 神様の居続けよう
「しかし、私は絶えずあなたとともにいました。あなたは私の右の手を、しっかりとつかんでくださいました。24あなたは、私を諭して、導き、後には栄光のうちに受け入れてくださいます。25あなたのほかに、天では、私にだれがいるでしょう。地では、私はだれをも望みません。26この身も心も、尽き果てるでしょう。しかし、神は私の心の岩、とこしえに、私が受ける割り当ての地。27見よ、あなたから遠く離れている者は滅びます。あなたに背き、不実を行う者を、あなたはみな滅ぼされます。28しかし、私にとって、神のみそばにいることが、幸せです。私は、神である主を私の避け所とし、あなたのすべてのみわざを語り告げます。」(詩篇73:23~28 新改訳)